【メルセデスベンツ Aクラス 改良新型】上野社長「私達の“将来の種”になるモデル」

自動車 ニューモデル 新型車
メルセデスベンツ Aクラス 発表会
メルセデスベンツ Aクラス 発表会 全 9 枚 拡大写真
メルセデス・ベンツ日本は11月26日、一部改良した『Aクラス』を発売した。メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は同日、都内で開いた発表会で「Aクラスの比重をもっと大きくしていきたい」とした上で、「絶対的にAクラスには力を入れていたい」と述べた。

上野社長は「コンパクトカ―の中でもAクラスの比重をもっと大きくしていきたいと思っている。Aクラスで始まったお客様がすでにBクラスまたは他のクラスにアップグレードしていることが実状としてある。一番お求めやすい価格帯から入って頂いて、私どものラインアップの中での横移動や、上のクラスに上がって頂きたい。そういう意味では私達の将来の種になるので、絶対的にAクラスには力を入れていたい」と強調した。

また上野社長はディーゼルエンジンについて「このモデルでは導入する予定はない。すでに日本ではAクラスだけでも3種類のエンジンを持っている上、現時点でガソリンのエンジンでうまくいっている。メルセデス・ベンツ日本としてはSUVなど車重が重いモデルにディーゼルエンジンを設定することで効率を出すという戦略がある。先日はCクラスにも導入して少し底辺を広げてはいるが、Aクラスにはディーゼルを入れる予定はない」と説明。

さらに「ディーゼルを日本用に開発するのであれば、台数比重を高めなければいけなくなる。やはりエントリークラスと中級クラス、さらにAMGという3種類のガソリンエンジンを持っていて、これにディーゼルを加えても、多分、うまく回らないだろう。現在のガソリンエンジンは性能も燃費も格段に上がっているので、あえてディーゼルを追加する必要はないと考えている」と話した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産の商用車200台超、英国ホテルチェーン大手が導入へ…価格や性能が決め手に
  2. AE86レビン・トレノ、エンジン部品を復刻生産へ…トヨタGRヘリテージパーツプロジェクト
  3. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  4. 『GRスープラ』の後ろ姿が劇的に変わる! LEDテールランプ「Laser Style」が発売
  5. 「ランクル250の対抗馬?」三菱の次期『パジェロスポーツ』は日本市場復活なるか、SNSでは期待の声続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る