パイオニア、中国・清華大ベンチャー企業とADAS分野で協業…自動運転関連技術も検討

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小型軽量で1万円での供給を目指す「3D-LiDAR」
小型軽量で1万円での供給を目指す「3D-LiDAR」 全 1 枚 拡大写真

パイオニアは、中国子会社の先鋒電子(中国)が、中国の清華大学蘇州自動車研究院傘下のベンチャー企業の蘇州清研微視電子科技と、ADAS(先進安全システム)関連技術で協業することで合意した。

パイオニアはこれまで、将来の自動運転社会に向けた予防安全領域で、安心・安全な運転を支援するためのADAS技術や、自動運転を実現するために不可欠とされる走行空間センサー「3Dライダー」などの開発を進めている。

清研微視は、ADAS関連技術開発で、数々の実績を持つ清華大学の蘇州自動車研究院内に設立されたベンチャー企業で、同大学が研究している中国の交通事情に対応したADAS技術の実用化を目指している。

今回、パイオニアがこれまで培ってきた車載機器などの技術やノウハウと、清華大学蘇州自動車研究院が研究しているADAS関連技術を組み合わせることで、ADAS機能を搭載した次世代車載器の開発を目指す。具体的には、同研究院が開発した独自の「疲労検知システム」や「煙・アルコール検知システム」、「人工知能技術」、「画像認識アルゴリズム」などを使って、予防安全領域におけるADAS機能を搭載した次世代車載機器の開発を進め、2016年以降の製品化を目指す。

また、パイオニアが開発している3Dライダーをはじめとする自動運転分野での協業についても今後検討する。

《レスポンス編集部》

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