VWの最上級サルーン「フェートン」次期型の開発を延期

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フォルクスワーゲン フェートン 現行
フォルクスワーゲン フェートン 現行 全 3 枚 拡大写真

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンの最上級サルーン、『フェートン』。同車の次期モデルの開発が、延期されることが分かった。

これは11月20日、フォルクスワーゲングループが明らかにしたもの。同社は、「フェートン後継車の開発を延期する」と発表している。

フェートンは2002年3月、ジュネーブモーターショーでデビュー。フォルクスワーゲンブランドのフラッグシップサルーンに位置づけられる。2003年9月には、ロングホイールベース仕様が登場。最新モデルのエンジンはガソリン3、ディーゼル1の合計4ユニット。駆動方式は、すべてフルタイム4WDの「4モーション」。ガソリンエンジン仕様のトップグレードには、6.0リットルW12気筒(最大出力450ps)が用意される。

10月13日、フォルクスワーゲングループは、次期フェートンをEV化する計画を発表したばかり。それから1か月で、開発の延期が決まった。

フェートン後継車の開発の延期は、排ガス不正問題の対策費が膨らむ見通しを受けて、投資を抑制する影響。フォルクスワーゲングループは2016年の自動車部門への投資額を、当初計画のおよそ130億ユーロ(約1兆7000億円)から、およそ120億ユーロ(約1兆5700億円)へと、1割削減すると発表している。

《森脇稔》

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