国交省、ETC2.0を活用した車両運行管理支援サービスの社会実験を実施

自動車 テクノロジー ITS
ETC2.0 車両運行管理支援サービスの概要(イメージ)
ETC2.0 車両運行管理支援サービスの概要(イメージ) 全 2 枚 拡大写真

国土交通省は、「ETC2.0車両運行管理支援サービス」に関する社会実験を2016年1月初旬より2017年3月21日まで実施。運送事業者などを対象に参加者の募集を開始した。

【画像全2枚】

国土交通省では、道路を賢く使う取組の一つとして、IT新技術を活用し生産性の高い運行管理の実現を目指している。その一環として、ETC2.0車載器搭載車両の運行管理を行う事業者等に走行位置やブレーキ等の情報を提供することで、運行管理の効率化やドライバーの安全確保等の取組を支援する「ETC2.0 車両運行管理支援サービス」の導入検討を進めている。

今回の社会実験では、参加者の車両にETC2.0車載器を搭載。ETC2.0車載器から、車両位置や急ブレーキなどの特定プローブ情報をDSRC路側無線機により収集。国土交通省は、収集した特定プローブ情報をサービス提供者別に仕分けし配信する。

サービス提供者は、配信された特定プローブ情報を事業者単位に仕分けした上で活用し、当該事業者の目的に応じて情報提供サービスを提供する。また事業者は、サービス提供者の情報提供サービス内容に応じて、運行管理の効率化やドライバーの安全確保等に活用する。

国土交通省では、ETC2.0のビッグデータを活用したサービス導入により、正確な到着時間予測による荷待ち時間短縮や、危険箇所の特定によるドライバーの安全確保など、深刻なドライバー不足が進行するトラック輸送における改善効果を狙う。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 放置した夏の汚れがニオイに変わる前に! プロ目線で学ぶ車内清掃の正解~Weeklyメンテナンス~
  3. 名車復活! ホンダ『CB1000F』11月14日発売が決定、価格は139万7000円から
  4. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  5. 米倉涼子と覚醒剤オトコとヤナセの関係---『FRIDAY』
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る