VW、独本社工場に3Dスマートグラス導入

自動車 ビジネス 企業動向
フォルクスワーゲンの本社工場に導入された3Dスマートグラス
フォルクスワーゲンの本社工場に導入された3Dスマートグラス 全 1 枚 拡大写真

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは11月23日、ドイツ・ウォルフスブルグの本社工場に、「3Dスマートグラス」を導入した、と発表した。

同社は、ウォルフスブルグの本社工場の物流部門に3か月前、3Dスマートグラスを試験導入。その実績を踏まえて今回、3Dスマートグラスを正式採用した。

3Dスマートグラスは物流倉庫において、従業員が着用。注文を受けた部品を倉庫内の数多くの部品の中から探し出す際、メガネのガラス面に、保管場所や部品番号などのオーダー情報が自動的に表示され、スピーディかつ正確な出荷を実現する。

また、3Dスマートグラスに内蔵されたカメラが、バーコードリーダーとして機能。さらに従業員は、ハンズフリーの状態で仕事に専念できる。

ウォルフスブルグ工場の物流部門の責任者、Reinhard de Vries氏は、「生産現場におけるデジタル化は、重要性を増している。3Dスマートグラスは人間とシステムの協業を、新たなレベルへと引き上げる」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. 日産が業績見通し修正、上期営業損失300億円…下期はサプライチェーンリスク想定
  5. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る