対向車のドライブレコーダーから容疑車両を特定、ひき逃げで女を逮捕

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11月中旬に大分県豊後大野市内で発生した重傷ひき逃げ事件について、大分県警は11月26日、佐伯市内に在住する71歳の女を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

大分県警・豊後大野署によると、問題の事故は2015年11月13日の午前9時30分ごろ発生している。豊後大野市三重町秋葉付近の国道326号(片側1車線の直線区間)で、徒歩で道路を横断していた71歳の女性に対し、左方向から交差進行してきた乗用車が衝突。女性は右足首を骨折する重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走している。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃証言や対向車に積載されていたドライブレコーダーの映像分析を進めて容疑車両を特定。佐伯市内に在住する71歳の女が容疑に関与したと断定し、11月26日にひき逃げ容疑で逮捕した。

聴取に対して女は現場付近を通ったことは認めたものの、事故については「知らない、聞かれても困る」などと供述。容疑への関与を否認しているという。警察では事故発生の経緯をさらに詳しく調べる方針だ。

《石田真一》

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