【ランボルギーニ ウラカン LP610-4 スパイダー 発表】カラーの組み合わせは3万通り以上

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ランボルギーニ ウラカン LP610-4 スパイダー
ランボルギーニ ウラカン LP610-4 スパイダー 全 24 枚 拡大写真

コーンズ・モータースはランボルギーニ『ウラカンLP610-4 スパイダー』を日本初公開した。基本的にはカラー等フルオーダーに近いこのクルマは、約3万通りの組み合わせがあるという。

【画像全24枚】

選択できるカラーの部位は、ボディをはじめ、シートやダッシュボード、ステッチ類、そして、幌やキャリパーなどだ。コーンズ・モータースマネジメント部マーケティングマネージャーの土田裕之さんによると、「例えばシートでも全部モノトーンのカラーの場合や、真中だけ色の違うコンビネーションなど、多くの選択肢があり、そういった組み合わせの結果が3万通りになる」と話す。

ウラカンスパイダーの場合、「基本的には全部オーダーメードなので、あらゆる組み合わせが可能だ」と土田さんは述べた。

先代と位置付けられる『ガヤルドスパイダー』と比較をすると、リアセクションが大きく違うことが挙げられる。「幌収納部分からリアエンドにかけてフラットなのがガヤルドまでのクルマだった。これは、幌の可動範囲を占める面積が大きく、つまり、幌を収納するスペースを大きく取らなければならなかったためで、ボディ剛性も若干弱みになっていた」という。

しかし、ウラカンスパイダーの場合は、「幌の稼働領域が少なく小さい面積で動くので、(収納部分を小さくできた結果)キャビンと一体化しているようなリアセクションが可能になった。その結果、かなり捩じり剛性がアップできた」と土田さん。「オープンの状態と、クローズ状態のボディ剛性の差は先代よりも差が縮まっていると思う。50km/hまでであれば幌が稼働できるということがまさにその恩恵だ」と話す。因みにガヤルドスパイダーは完全に停止しないと稼働できなかった。

それ以外にも動力性能面ではクラッチがシングルからデュアルになったことが大きい。「ウラカンスパイダーは、クリーピング機能もついているので、オートモードであれば、トルコンと同じくらいスムーズで乗りやすくなっているだろう」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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