米国のタイヤ製造大手、グッドイヤー・タイヤ&ラバー(以下、グッドイヤー)は12月1日、南北のアメリカ事業を統合すると発表した。
グッドイヤーは2016年1月1日付けで、アメリカ事業部門を設立。現在の北米、南米に分かれた事業部門を、ひとつにまとめる。
統合の狙いは、自動車メーカーなどの顧客と消費者の両方に向けて、商品開発やマーケティング、商品供給の面で、効率を引き上げること。
また、同社は2017年、メキシコに新工場を開業する計画。メキシコおよび南米、北米の全ての顧客へのサービス体制を強化する。
グッドイヤーのリチャード・J・クレーマー会長兼CEOは、「この新たな組織が成長を加速させ、収益を最大にしてくれるだろう」と述べている。