ヤナセ、巨人・高橋由伸新監督にMVP賞…井出社長「ビールおいしくなるよう頑張って」

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2015年ヤナセ・ジャイアンツMVP賞贈呈式に登場したヤナセ井出健義社長と高橋由伸新監督(東京、12月3日)
2015年ヤナセ・ジャイアンツMVP賞贈呈式に登場したヤナセ井出健義社長と高橋由伸新監督(東京、12月3日) 全 14 枚 拡大写真

ヤナセは12月3日、ジャイアンツMVP賞を発表し、2015年受賞の高橋由伸新監督にメルセデスベンツ『C180』を贈呈。同社井出健義社長は、「枝豆とビールで巨人戦をテレビ観戦するのが夏の風物詩としていたが、今年はそういう機会が少なかった」と本音をもらした。

ヤナセ・ジャイアンツMVP賞は、読売巨人軍がレギュラーシーズン3位以上のチーム成績を収めた年の年末に、最も貢献した選手にヤナセ取扱い車を贈るというアワード。1985年(第1回)はウォーレン・クロマティ、88年は原辰徳、94年は桑田真澄などが受賞。96・98・00・01年には松井秀喜が4度獲得した。

高橋新監督は、選手時代の2003年の受賞以来、12年ぶり2度目。同社は「シーズンでは、規定打席未満(出場77試合)ながら打率.278、本塁打5、長打率.429、出塁率.386という成績で、チームに欠かせない戦力として大きく貢献した」として同氏を選出した。

ヤナセ井出社長は、新監督を前に、今年を振り返りながらの本音と、次期シーズンへ期待をこめ、こう語った。

「今シーズン、4連覇できず、2位に終わった。規定投球回数に到達した選手が4人など、安定して活躍してくれた選手がいないなか、代打として登場するだけで球場内の空気を変え、ひとり気を吐いたのが、高橋選手だった。代打の打率は4割近く、四死球を含めて出塁率は5割を超えた。セリーグ混戦の前半、粘り強さが印象的だった。そのような実績と、長い間チームに貢献したことを高く評価し、今年のMVP賞を高橋新監督に贈呈することとした」

「この賞は現役を対象とするMVP。現役最後の年に受賞するというのは、“天才”の最後のさよならホームランを見た感じ。今後、大任を背負うが、この賞をささやかな餞別として受け止めてほしい」

井出社長は、高橋新監督にエールを送り、“巨人の存在”についても語った。

「札幌や福岡に出張すると、プロ野球チームと地元のファンが一体となって盛り上がっているのを目の当たりにする。いっぽうのジャイアンツは、東京だけでなくオールジャパンを背負うチーム、日本を元気にしてくれる球団だ。日本経済は、第2四半期、若干の落ち込みを見せた。これも、巨人の元気のなさが影響したかなとも思っている」

ビールを片手に、テレビで巨人戦を観戦するのが夏の風物詩という井出社長。最後もビールネタでジャイアンツに期待をこめた。

「弱い巨人じゃビールはおいしくない。(来年は)開幕からスタートダッシュしてもらい、日本を元気にしてもらい、僕たちのビールがもっとおいしくなるよう、がんばってもらいたい。監督という仕事はたいへんだけれど、ぜひ、チャンピオンフラッグを奪還してもらいたい」

《レスポンス編集部》

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