メルセデス ベンツ Gクラス 一部改良…4リットルV8ツインターボ採用など

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新開発4.0リットルV8直噴ツインターボエンジンを搭載したメルセデス・ベンツ G550
新開発4.0リットルV8直噴ツインターボエンジンを搭載したメルセデス・ベンツ G550 全 9 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツ日本は12月4日、大阪モーターショー会場で、『Gクラス』の一部改良モデルを発表した。

今回の一部改良では、内外装デザインはほぼそのままに(フロントバンパーやアルミホイールの意匠は変更されている)、全モデルで出力をアップ。最も大きく変わったのは、エンジンをダウンサイジングした「G550」で、従来の5.5リットルV8自然吸気エンジンに代えて、M176型と呼ばれる4リットルV8ツインターボエンジンが新たに採用された。

これにより、G550の最高出力は、従来550比で34ps増の421psに向上。最大トルクも80Nm増えて610Nm(62.2kgm)に増強された。また、新たにアイドリングストップ機能も採用されている。なお、欧州でのモデル名は「G500」となるが、日本向けは従来と同じG550を名乗る。

また、3リットルV6ディーゼルターボエンジンを搭載するG350dも、出力や燃費性能を大幅にアップ。最高出力は従来の211psから245psに、最大トルクは540Nm(55.1kgm)から600Nm(61.2kgm)に向上。JC08モード燃費は従来の8.5km/リットルから10.3km/リットルへと21%改善された。なお、NOx(窒素酸化物)に対しては従来通り尿素SCRによる後処理システム「BlueTEC」で対応している。

価格はG350dが1070万円、G550が1470万円、5.5リットルV8ツインターボのMercedes-AMG G63が1900万円、6.0リットルV12ツインターボのMercedes-AMG G65が3470万円。

《丹羽圭@DAYS》

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