ブガッティ ヴェイロン 後継「シロン」すでに受注は100台以上

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ブガッティ ヴェイロン 後継車の「シロン」の車名ロゴ
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2016年春、ジュネーブモーターショー16で初公開されるブガッティ『ヴェイロン』後継車、『シロン』(Chiron)。すでに同車が、受注を開始していることが分かった。

これは11月30日、ブガッティが明らかにしたもの。「シロンに関しては、すでに100台を超える受注を獲得した」と公表している。

ヴェイロンは、2005年の東京モーターショーで市販モデルを発表。8.0リットルW16気筒エンジンに4つのターボを装着し、最大出力1001ps、最大トルク127.5kgmという桁外れのスペックを実現。強大なパワーは7速DSGとフルタイム4WDで路面に伝えられ、0-100km/h加速2.5秒、最高速407km/hという世界最高峰のパフォーマンスを可能にしていた。日本での価格は、2007年当時で1億9900万円。

ヴェイロンは2015年2月に完売。それは、当初の計画通り、生産台数が限定450台に到達したため。その内訳は、クーペボディが300台、オープンボディの「グランスポーツ」が150台。すでにクーペは生産を終了しており、グランスポーツも150台が売れ、合計450台が完売に至った。

ヴェイロン後継車のシロンの詳細は、現時点では公表されていない。価格も不明だが、日本円で2億を超えると見られる。にもかかわらず、すでに100台を超える受注を獲得。

ブガッティのウォルフガング・デュアハイマー社長は、「世界の主要市場で、一部顧客を招待し、シロンの内覧会を開催。シロンの素晴らしいパフォーマンスを体験してもらう機会はまだないが、100台以上の受注を得て、オーダー枠は確実に埋まりつつある」と、自信を示している。

《森脇稔》

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