【メルセデスベンツ Aクラス 改良新型】ユーザーの意見を反映し実直に進化させた

自動車 ニューモデル 新型車
メルセデスベンツ Aクラス
メルセデスベンツ Aクラス 全 8 枚 拡大写真

メルセデスベンツ『Aクラス』はフェイスリフトに伴い、エンジン、トランスミッション、ステアリングなどの特性意を統合制御する“ダイナミックセレクト”(A180シリーズとA250 SPORT 4MATICに搭載)を採用した。

フェイスリフト前のAクラスでは、3つの走行モード(Eモード、Sモード、マニュアルシフト)であったが、今回はコンフォート、スポーツ、エコ、インディビジュアルの5つのモードとなった。このインディビジュアルは、例えば、エアコンの設定は弱く、ステアリングはスポーツ、走りはコンフォートとより自分の好みに合った設定が可能なモードだ。

安全性に関してメルセデス・ベンツ日本営業企画部商品企画2課廣澤臣哉さんによると、「アクティブパーキングアシストが、これまでの縦列駐車のみから、並列駐車も可能になった」という。また、アテンションアシスト(居眠り防止装置)も、「自分がどのくらい疲れているかを、運転操作に関しての70以上のパラメーターで検知しながら数値化。休憩の目安がわかる仕組みだ」と説明。

これら以外に、ナビの画面が1インチ大きくなり 8インチになったほか、内装も、シルバーの加飾を多く使うなどで、質感をアップさせた。廣澤さんは、「マイナーチェンジ前のAクラスが非常に好評だったので、そのユーザーの好みを維持しつつも、多くの意見をきちんと反映させたのが新型だ。いわば実直に進化させたということがその特徴といえるだろう」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  2. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  3. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  4. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  5. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る