国立天文台、2016年の年間カレンダー発表…部分日食は3月9日に

宇宙 エンタメ・イベント
東京の1月中旬星空(参考画像)
東京の1月中旬星空(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

国立天文台は、2016年の展望と年間カレンダーを発表した。

2016年に注目される天文現象では、3月9日の部分日食がある。日本全国で観察することができる見込みで、南の地域ほど、欠ける部分が大きくなる。東京では10時12分から12時05分までの約2時間、太陽が欠ける様子を確認できる。最も大きく欠ける11時08分には、太陽の15%以上の面積が月に隠される。

また、三大流星群の中では、8月にペルセウス座流星群の極大の時刻や月齢の条件が良く、多くの流星の出現が期待される。1月のしぶんぎ座流星群は、極大時刻の条件が悪く、12月のふたご座流星群は月が明るいため、観察には適さない。

このほか、5月31日には火星が地球に最接近する。地球と火星は約2年周期で近づくが、今回ほど近づくのは2005年以来のこと。接近時は火星が大きく見えるため、観察の好機となる。火星は一晩中見られ、近くにはさそり座の一等星アンタレスや土星も確認できる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  2. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  3. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  4. メルセデスベンツ『GLC』新型、V8エンジンなるか!…12月のスクープ記事ランキング
  5. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る