2月はアジアの旧正月、世界中で2億人超の大移動が起こる

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年末年始旅行動向
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2015年1月~10月、訪日旅行者数が1631万人と過去最高を記録し激増中の訪日旅行市場だが、昨今の中国やタイをはじめとする国々でのビザの緩和などの影響を受け、アジア各国において訪日旅行だけでなく世界各国への旅行ブームが高まっている。
特にアジアの旧正月にあたる2月には、世界中で2億人をこえる人が旅行をするといわれており、日本国内を含め世界中で混雑が予想される。

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2015-2016年年末年始動向

・海外旅行 4年連続ハワイが1番人気!

今年は、6年ぶりにシルバーウィークがあったことや年末年始は長期休暇が取りづらい日並びとなっていることから12月29日出発の旅行に人気が集中している。
ハワイは4年連続での1位となっており、ハワイ、バリ島、ダナンなど人気のある方面や、通常直行便のない地方都市を含めた空港よりカンボジアやコタキナバルなどにツアーでは多数チャーター便を用意し、よりご出発しやすい環境を整えた。
燃油サーチャージが下がったことから前年の同時期と比較しご旅行代金の単価は下がり基調だが、円安の影響もあり比較的滞在費用をおさえられるアジア地域の予約に人気が集まっている。

自由旅行にシフトハワイ、韓国、台湾、グアムなどレジャー需要としても人気の都市は自由旅行も好調に推移している。ダイナミックパッケージでの予約も浸透しはじめ、馴染みのある都市は自由旅行にシフトしはじめている。
特に年末年始のパッケージツアーでは、延泊などのアレンジが難しいことから、より自由度の高いご旅行を求めている方が多いことが想定される。また、H.I.S.VACATIONでのホテルの取扱いもハワイ122%、韓国100%、台湾139%、グアム156%と好調に推移している。旅慣れた方や、リピーターの多いとされる都市では、このような傾向が目立っている。

オーストラリアの魅力に注目今年の年末年始人気ランキングに登場したオーストラリアは、全日空(NH)が12月11日に羽田~シドニー線を、カンタス航空(QF)が8月より羽田~シドニー線・成田~ブリスベン線を就航したことにより改めて注目されている。英語圏であることや時差が1時間ということが世代をこえた人気の理由のひとつとなっており、また広大な大地に広がる美しい自然や特有の動植物なども魅力の一つとなっている。

・国内旅行 定番の沖縄、九州、北海道もLCC利用が人気

昨今の海外の情勢不安や、訪日旅行者の急増により改めて国内旅行の注目が高まっていることから、年末年始においても国内旅行全体で好調に推移。人気出発日が12月30日、12月31日に集中していることから、日並びの関係により近場で短期間のご旅行が人気といえる。
方面別では、定番の沖縄や沖縄離島、九州、北海道が上位となっており、沖縄と九州においては、LCC利用のコースが大幅な伸びを示しており、専用ターミナルのオープンにより国内旅行にもLCCが定着しつつあることが伺える。

年末年始の旅行キーワードは先手!年末年始旅行動向

《タビル編集部》

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