電動一輪車「ワンホイール i-1」のテスト販売、100台を追加

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電動一輪車「ワンホイール i-1」
電動一輪車「ワンホイール i-1」 全 4 枚 拡大写真

ワンホイール運営事務局は、ハンドル、アクセル、ブレーキ操作特許技術機能を搭載した電動一輪車「ワンホイール i-1」(国産スタンダードモデル450W)のテスト販売を、限定100台程度追加すると発表した。

【画像全4枚】

事前募集受付をした企業向け、イノベーター個人向けにテストモニター販売用として12月中旬頃~2016年1月頃までに出荷する予定。

今回販売するのは限定生産品で、フル・アルミフレームを採用、車両総重量を約20kg程度までに軽量化した。動力電源の60V以外にも、将来の拡張電源(公道仕様拡張、ロボット制御機能拡張など)として12V電源も標準装備する。

簡易に脱着できるボトル型リチウムバッテリーパックに「12Vシガライターソケット」と「USB電源」を標準装備する。車両装着時や取り外し後も、ポータブル電源、災害時のライフライン非常用電源としてスマホやタブレットへの充電電源をはじめ、オプションのDCコンバーター装着で100V電源も取れることから、利用目的に応じて広範囲な活用ができる。

電動一輪バイクは、タイヤが一つ、体積や重量が通常のガソリンバイクの4分の1~5分の1で済み資源消費を低減させることが可能。また、電動一輪車は不安定な危険特性を持つが、ホイールベースが無く理論上は究極の小回りを実現できる。

スタンダードモデル(450W)は、最大航続距離が15-30km程度/1充電、ハンドル下側のタンクに見える部分には1~2パックの脱着可能型リチウムイオンバッテリーを搭載できる。バッテリーパックは、簡易に取り外し可能で、予備に数本持っていれば交換により、45-60kmの連続走行も可能。最高速度は20km/h程度で、乗る人の体重により変動する。

メーカー希望小売価格は34万8000円(本体+専用リチウム+充電器)の予定。

《レスポンス編集部》

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