20代は「中古車志向」、音楽環境やロボットカーにも関心…中古車購入実態調査

自動車 ビジネス 国内マーケット
20代は「中古車志向」、音楽環境やロボットカーにも関心…中古車購入実態調査
20代は「中古車志向」、音楽環境やロボットカーにも関心…中古車購入実態調査 全 4 枚 拡大写真

中古車情報のカーセンサーは、過去1年間に中古車購入を検討した人に対し「中古車購入実態調査」を実施。若い人ほど中古車志向が強く、若年層ほどマルチルームやロボットカー、オフィスカーなど、クルマに対し多様な関心を持つ傾向にあると発表した。

調査は全国(沖縄県を除く)の18~69歳の男女を対象にインターネットで実施。一次調査が18万460件、二次調査が中古車購入者2007件、中古車購入検討者2058件という集計サンプル数での結果を公表した。

その結果、全国の中古車小売台数は年間240.4万台、中古車購入総額の平均は116.9万円、クルマの所有状況で新車と中古車の比率は7:3に対し、若者世代の同比率は6:4で、若い人ほど中古車志向が強い傾向が明らかになった。

また同調査では、クルマに対する価値観については、若年層ほど、「音楽環境」から「ロボットカー」まで多様な関心を持つ傾向にあるという結果も。 20代はほかの年代に比べ、 多くの項目で高い関心を示す傾向にあり、特に全体と差が大きい上位3項目に「音楽視聴環境が整ったクルマ」(16.4ポイント)、「たくさんの人が乗れるクルマ」(13.2ポイント)、「ハンドルやアクセル・ブレーキがある程度なじんでいるクルマ」(11.6ポイント)が示されたと伝えた。

20代のクルマ・中古車に対する志向について同編集部は、「若者において、保有車の中古車比率が約40%と、ほかの年代よりも高く、20代の1万人あたり中古車購入台数も全体平均よりも1.25倍高いことがわかった。その結果、過去1年の中古車購入台数は約56万台と、年代別で一番大きなボリュームに。加えて、購入平均価格は125.6万円で、30代に次いで高いことからも、中古車への志向性が強く、中古車マーケットを支える主要な存在となっていることがうかがえる」とコメントした。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  2. 公取委、ダンロップに行政処分 全天候型タイヤ「安売り阻止」疑い[新聞ウォッチ]
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る