『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』監督、キャストが来日

エンターテインメント 映画・ドラマ・映像作品
Photo by Yuriko Nakao/Getty Images
Photo by Yuriko Nakao/Getty Images 全 8 枚 拡大写真

2015年12月18日、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が全国一斉公開となる。映画史、SF史のアイコンともいうべきシリーズの最新作は2005年公開の『シスの復讐』以来実に10年ぶりのスクリーン登場だ。
『フォースの覚醒』は新3部作の第1作として、『ジェダイの帰還』から30年後の世界を新しいキャラクターたちを中心に描く。また製作のルーカスフィルムがウォルト・ディズニーのグループ入りした後、初の長編映画でもある。あらゆる意味で新世代の『スター・ウォーズ』として注目を浴びる。

映画への期待が高まるなか、12月9日、10日に本作のJ.J.エイブラムス監督、主要キャストのデイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、アダム・ドライバーが来日した。10日には東京ディズニーリゾート近くの舞浜 シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルにて、来日記者会見が行われた。
世界で同時期に一斉公開される本作。公開直前の多忙な時期の来日は、製作側が日本での『スター・ウォーズ』の人気の高さ、ファンの熱意に応えるものである。すでに大きなムーブメントが起きていることもあり、興行への期待も高そうだ。

満員の会見場に姿を見せた4人。いずれもリラックスした様子で、映画の魅力についてたっぷりと語った。
J.J.エイブラムス監督は、作品の見どころとして「ロマンス、アドベンチャー、コメディ、アクション、ヒューマニティ、スペクタクル」と次々に挙げた。つまり、エンタテイメントの要素が全て詰まったスーパームービーというわけだ。
そして「私が日本を大好きである様に、日本の観客が作品を大好きになっていただければ」と話した。会見では、日本に対するこだわりも実際に明かされた。作中に“タカダノ”という惑星が登場するが、それは監督がその昔に来日した際に高田馬場に宿泊したことに由来するのだという。

そして本作の中心となるヒロイン・レイ役を演じるのがデイジーである。今年23歳のデイジーは、まさに新しい『スター・ウォーズ』を象徴するような存在だ。
そんな彼女はハリソン・フォードをはじめとする伝説的なスターたちの共演との感激を語った。ハリソン・フォードについては「みなさんの期待を上回るような素晴らしい人です。(大スターにもかかわらず)周りを委縮させることなく演技をさせてくれます」と。そしてルーク役のマーク・ハミル、レイア役のキャリー・フィッシャーらが「熱い想いでスタジオに戻ってくることが伝わってきます。それを見るだけでも素晴らしい体験です」と、その熱い撮影の様子を披露した。

フィン役のジョン・ボイエガは初来日。2日間のタイトなスケジュールななかで、秋葉原で買い物をしたことも明かした。
新たな敵役となるアダム・ドライバーは、会見でも黒を基調とした出で立ちで迫力のある姿であった。ライトセーバーによる戦いのシーンもあることから、これまでの『スター・ウォーズ』、それらにも影響を与えた黒澤明の『七人の侍』『隠し砦の三悪人』なども研究したという。

最後のフォットセッションでは、本作で初登場するドロイドのBB-8が姿をみせた。丸い球体に頭を乗せた特徴的なデザインである。会場では、人の手を借りることなく映画と同様に自由に動き回る様子で驚かせた。その可愛いらしい姿は、今後、かなりの人気を集めそうだ。

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
12月18日全国公開

Photo by Yuriko Nakao/Getty Images

いよいよカウントダウン「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」 監督、キャストが来日記者会見

《animeanime》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 懐かしのクルマが昭和の街並みをパレード…喜多方レトロ横丁 昭和レトロモーターShow 2025
  5. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る