【エコプロダクツ15】超小型モビリティを使ったレンタカー、横浜市「利用率上げたい」

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超小型モビリティのレンタカーサービスをPRする横浜市
超小型モビリティのレンタカーサービスをPRする横浜市 全 3 枚 拡大写真

東1ホールの入口付近で日産自動車の超小型モビリティを展示したのが横浜市だ。今年10月から同市が中心となってこの車のレンタカーサービスを開始したが、認知度が低いこともあって苦戦しているという。

横浜市は環境未来都市の実現に向けて、日産自動車と2013年10月から2年間にわたって、超小型モビリティを使った大規模なワンウェイカーシェアリング「チョイモビ ヨコハマ」という実証実験を行ってきた。15年9月末にその実証実験が終了したのを機に、10月から新たな取り組みとして日産レンタカーの店舗を車両の貸渡・返却場所とするサービスをスタートした。

サービスを行っている場所は日産本社ギャラリー、日産レンタカーの横浜みなとみらい店、関内駅前店、新杉田駅前店の4か所。料金は1時間で1080円、2時間だと2160円となる。支払いはクレジットカードのみ。ただ、レンタカー利用には「チョイモビ会員カード」もしくは「安全運転講習受講証」が必要となる。持っていない人は試乗体験による安全運転講習を受けなければならない。

「利用される方はまだ少ないですが、なんとか利用率を上げ、軌道に乗せていきたいと考えています。市としても職員に対して積極的に利用を呼びかけていこうと思っています」と横浜市関係者は話す。

今回の取り組みでは横浜都心部を中心に利用者専用の無料一時駐車スペースを数十か所設置しているそうで、うまく活用すれば、小回りのきく車だけに非常に便利な移動手段と言えるかもしれない。

《山田清志》

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