【マツダファンフェスタ15 in 岡山】観客席がガラガラのイベント…? その理由もマツダならでは

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マツダファンフェスタ2015 in 岡山
マツダファンフェスタ2015 in 岡山 全 52 枚 拡大写真

今年で4回目を迎えた、「マツダファンフェスタ2015 in 岡山」。会場となった岡山国際サーキットには、前回の4030名を上回る4850名のファンが集った。

【画像全52枚】

同イベントでは様々なコンテンツやプログラムを用意。サーキットコースでは、マツダのモータースポーツ活動を振り返ることのできるルマンマシン『787B』や『ファミリアロータリークーペ』などレジェンドカーに加え、スーパー耐久シリーズで活躍する『デミオ』や『ロードスター』など現役レーシングカーのデモラン、耐久レース、パレードランなどを開催。

パドックでは『LM55 ビジョン グランツーリスモ』が日本初展示され、注目を集めていた。ステージではトークショーやライブが行われており、その横のブースにはロードスターNR-Aとデミオ15MBのレース仕様車などを展示した。

中でもマツダらしいと言えるのが、「モノ造り」を伝えるコーナーや講座だ。エンジニア自ら、クルマづくりの思想や技術、車種の魅力や楽しみ方を解説したり、同社が歩んできた歴史を語る。ロータリーエンジンの模型組み立てやロードスターのペーパークラフト作りコーナーでは多くの親子連れが体験を楽しんでいた。

当日はエンジニアだけでなく、役員や広報などの社員も参加し、耐久レース(マツダファン エンデュランス)に出場した。常務執行役員の藤原清志氏と毛籠勝弘氏、デザイン本部長の前田育男氏は「人馬一体 役員ロードスター」チームとしてエントリー。

前田氏は「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース(4耐)にもこのチームで出ているけど、ここはまた違う雰囲気。もっと敷居が低くて、誰でも来られるし、初レース、初岡山という人がいっぱい出ている。それをやってしまおうというのがいいでしょう」と、ファンと走る貴重な場としての魅力を述べる。

マツダにはレースに出たいという社員が多く、その争いは厳しいようだ。「4耐に出られるのは1軍で、2軍は地方のレースとかに出ている。2軍で良い成績を出したら1軍に上がれるけど、上がってきたら我々誰かが落ちないといけないからね…」と前田氏。「サイドバイサイドになった時、にらみをきかせるとかね(笑)」と藤原氏も冗談交じりに語る。

「このイベントは観客席に人がほとんど居ないでしょう。みんなレースやパレードランに出たり、ブースで楽しんでいる。それがマツダならではだと思う」と毛籠氏が話すように、確かに観客席は人が少ない。この時期、各地でモータースポーツやメーカーのイベントが開催されているが、こちらは性質が違うようだ。ファンも社員も一緒にクルマを楽しむ。その精神が体現された一日だった。

《吉田 瑶子》

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