曙ブレーキ、生産混乱で赤字に転落…2015年4-9月期決算

自動車 ビジネス 企業動向
曙ブレーキ工業(イメージ)
曙ブレーキ工業(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

子会社で不適切な会計処理が発覚し決算発表が遅れていた曙ブレーキ工業は、2015年4-9月期連結決算を発表した。

売上高は前年同期比15.0%増の1416億0500万円と増収だった。国内は自動車生産台数の減少で減収となったものの、北米の受注増加、中国での新規受注や為替換算の効果もあった。

損益は、北米で昨年下期以降、生産混乱による影響が継続、労務費や空輸などの緊急輸送費などが発生、営業損益が4億5000万円の赤字だった。前年同期は37億2200万円の黒字だった。経常損益は14億2800万円の赤字。

当期損益は北米でのリコール関連損失、ケンタッキー州のエリザベス工場で固定資産の減損損失を計上したことなどから57億7400万円の赤字だった。

通期業績見通しは下方修正した。売上高は前回予想より50億円マイナスの2830億円、営業損益が65億円の黒字予想から100億円の赤字、経常損益が48億円の黒字から108億円の赤字、当期損益が15億円の黒字から70億円の赤字になる見込み。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産の商用車200台超、英国ホテルチェーン大手が導入へ…価格や性能が決め手に
  2. 【DS N°8 新型試乗】ハンドリングはもはや「賢者」、フランス車の味わいを濃縮した極上の一台…南陽一浩
  3. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  4. SHOEIのフラッグシップヘルメットに限定「カーボン」仕様が登場!「垂涎の一品」「想像より安い」など話題に
  5. 公道走行不可、メルセデスAMG最強「GT2エディションW16」発表…F1技術搭載で830馬力
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る