【デトロイトモーターショー16】メルセデス SLK、大幅改良で「SLC」に…表情一新

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メルセデスベンツ SLC
メルセデスベンツ SLC 全 9 枚 拡大写真

ドイツの高級車、メルセデスベンツは12月15日、『SLC』の概要を明らかにした。実車は2016年1月、米国で開催されるデトロイトモーターショー16で初公開される。

SLCはメルセデスベンツの小型オープンスポーツカー、『SLK』の大幅改良モデル。メルセデスベンツはSUVを中心に順次、新呼称を採用。SLKは大幅改良を機に、SLCにネーミングを一新した。

この呼び方は、メルセデスベンツのサルーン系の中核車種、『Sクラス』、『Eクラス』、『Cクラス』を基本にしたもの。SLCの場合、メルセデスベンツのロードスターを意味する「SL」を頭に冠し、最後の文字の「C」が、Cクラス車格のロードスターであることを示す。

外観は、フロントマスクを中心に変更。グリル、バンパー、ヘッドライトが新デザインとなり、表情を一新した。グリルは最新メルセデスのスポーツモデルに見られるダイヤモンドパターン。リアは、バンパーやテールライトが新しい。インテリアはSLKの基本デザインを継承。ステアリングホイールやセンターコンソールを新デザインに改めた。

欧州仕様は、ガソリンエンジンが「SLC180」、「SLC200」、「SLC300」、ディーゼルエンジンが「SLC250d」の基本4グレード。SLC300は直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボの高出力版を搭載。最大出力245hp、最大トルク37.7kgmを発生する。トランスミッションは9速ATの「9Gトロニック」。0-100km/h加速5.8秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を実現している。

《森脇稔》

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