マセラティ ワンメイクレース、アブダビで最終戦…6年の歴史に幕

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
マセラティ トロフェオ MC ワールドシリーズ 最終戦
マセラティ トロフェオ MC ワールドシリーズ 最終戦 全 3 枚 拡大写真

6シーズン目を迎えたマセラティワンメイクレース「マセラティ トロフェオ MC ワールドシリーズ」の最終戦が12月10日・11日の両日、アブダビ(UAE)のヤス・マリーナ・サーキットで開催された。

マセラティトロフェオMCワールドシリーズは、最大出力440psのV型8気筒エンジンを搭載するレーシングカー「マセラティグラントゥーリズモMC」で争われる、カスタマードライバーのためのワンメイクレース。2010年イタリアのモンツァ・サーキットで始まった同レースは今シーズンで幕を閉じる。

最終レースで優勝を飾ったのは、ジョルジオ・セルナジオット。シリーズタイトルを獲得したばかりのロメイン・モンティは前日のレース1公式予選1位につけ、トップ10のスターティンググリッドが予選結果の下降順という規定により10位からのスタート、さらに50kgの重量ハンディを課せられたにもかかわらず、2位まで順位を上げた。3位には、9位からのスタートながら着実にポジションアップしたリカルド・ラガッツィーが入った。

シリーズチャンピオンが名を連ねる「マセラティ トロフェオ MC ワールドシリーズ」の殿堂入りには、マウロ・カラミア(2014年チャンピオン)、レナード・クッペンス(2012年・2013年)、デイヴィッド・バルディ(2011年)、ピエトロ・ズメール(2010年)に今年の覇者、モンティが加わった。

マセラティ グラントゥーリズモMCは2016年、サーキットに復帰。プライベートチームとして主に欧州と米国のGT4ワールドシリーズに参戦。各チームは車両を納車済みで、GT4規定に適合すべく調整を進めている。マセラティは、メインシリーズに参戦するチームにマセラティトロフェオで蓄積した6年間の経験とノウハウのすべてを活かし、テクニカルサポートと部品を供給する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  2. ウィラーエクスプレス、2026年春から高卒採用を開始…免許全額会社負担、独自のキャリアプランを発表
  3. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  4. 【ボルボ XC60 ウルトラB5 新型試乗】大胆緻密なマイチェンが証明する、ベストセラーであり続けている理由
  5. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る