経済産業省、EV・PHV向け充電器設備の規制緩和

自動車 社会 行政
経産省
経産省 全 1 枚 拡大写真

経済産業省は、電気自動車専用急速充電器用に設置されている受電設備から併設する普通充電器への給電を可能とするため、規制緩和すると発表した。

現行の電気事業法施行規則では、急速充電器に併設して普通充電器を設置する場合、急速充電器用の受電設備から給電することはできず、元の電気の契約場所から受電する必要がある。

事業者から急速充電器の受電設備から、併設する普通充電器への給電を可能とするよう特例措置の要望が提出された。

経産省は、省エネやCO2排出削減に貢献し、市場の拡大が期待される電気自動車やプラグインハイブリッド車の普及に不可欠な充電インフラ整備を重点的に支援している。今回の要望が、政策目的に沿ったもので、既存のルールを緩和するよう措置することが適当と判断した。

このため、特例措置として対応するのではなく、急速充電器用に設置されている受電設備から普通充電器に給電することができるよう、規制そのものの緩和することにした。

今後、法令などの改正手続きと行政手続法に基づくパブリックコメント実施を経て、電気事業法施行規則附則第17条第1項を改正、2015年度中に公布する予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ハスラー タフワイルド 新型試乗】“クラシック・ミニ”の面持ちを思い出す…島崎七生人
  2. トヨタ『RAV4』新型を世界初公開、3つのスタイルで進化 日本発売は2025年度中
  3. トヨタ『RAV4』新型、5月21日に世界初公開
  4. 昔ほど“馬力アップ”しない? それでも交換する価値がある理由~カスタムHOW TO~
  5. 『ジムニー』のコンプリートカスタムカーをそのまま販売、313万円ですぐに乗り出せる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  2. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  3. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  4. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  5. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
ランキングをもっと見る