【アウディ A3スポーツバックe-tron 発売】走行モードは4つ、走りと経済性を両立

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アウディ A3スポーツバックe-tron
アウディ A3スポーツバックe-tron 全 8 枚 拡大写真

アウディ『A3 スポーツバックe-tron』は、スポーティな走行性と、高効率のパワートレインがもたらす経済性を兼ね備えたモデルだという。

そう話すのは、アウディジャパンプロダクトマーケティングプロジェクトリーダーの山口弘明さん。スポーティさは、0から100km/hまで7.6秒で、EVモードでの最高速は130km/h。「A3 スポーツバック1.4TFSI」と比較し、おおよそ200kg弱重くなっているものの、「前後重量配分は適正化しており、あまり重さがデメリットとして感じられない」という。

一方経済性は、EVモードで 52.8kmの走行が可能で、「日常的な使い方であればほぼEVモードで走行が可能だ」と山口さん。なお電気とガソリンを合わせた場合の航続距離は 940kmである。

このEVボタンでは4つのモードの切り替えが可能だ。ひとつはモーターのみで走行するEVモード。そして、一般的なハイブリッド走行で電気とガソリンを最も効率的に最適な状態で走行するハイブリッドオート。ハイブリッドホールドは、充電量を維持したまま走行するモードだ。最後はチャージモードで、積極的に回生して充電し、走行するモードだ。山口さんによると、満充電にかかる時間は、「バッテリーのサイズが 8.7 KWなので 200ボルトで約3時間。100ボルトで 6時間弱だ」と述べる。

システムの最大出力は 204馬力。最大トルクは310Nm。ハイブリッド走行燃費は 23.3km/リットル。なお、「バッテリーが急速充電に必要なほど大きくはないという考え方により、急速充電は対応していない」という。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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