部品メーカー、好調な海外事業と為替の影響で増収増益…2015年度中間期

自動車 ビジネス 国内マーケット
日本基準適用企業75社
日本基準適用企業75社 全 2 枚 拡大写真
日本自動車部品工業会は、自動車部品専門企業82社の2015年度中間期の経営動向を発表した。

対象となるのは、11月1日現在での会員企業443社のうち、上場企業で自動車部品の売上高比率が50%以上、かつ前年同期比較が可能な自動車部品専門企業82社。2015年度中間期の経営動向を各社の連結決算短信により集計・分析した。

日本基準適用企業75社の中間期業績は、売上高10兆4988億円(前年同期比10.2%増)、営業利益5739億円(同15.3%増)、経常利益5840億円(同5.3%増)、純利益3055億円(同15.0%増)だった。

国際財務報告基準(IFRS)適用企業7社の中間期業績は、売上高2兆9839億円(同7.7%増)、営業利益1928億円(同3.5%増)、税引前利益2109億円(同2.1%増)、純利益1373億円(同3.2%増)だった。

軽自動車税増税の影響による販売減があったものの、好調な海外事業と為替の影響により増収増益となった。

増益要因としては「欧米での好調な海外需要」や「為替の影響」、「生産・調達の合理化」、「経費削減の効果」が、減益要因としては、「受注減少による影響」、「労務費・減価償却費・研究開発費の増加」、「一部新興国における景気の減速」が挙げられる。

なお、2015年度通期の業績見通しについては、全体では増収増益となる見通しだ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
  2. ルノー『ルーテシア』新型、新デザインで大胆チェンジ…IAAモビリティ2025
  3. スバル、米国顧客満足度指数調査で総合1位…安全性部門は6年連続首位
  4. ダイビングで拾ったゴミとMITSUBISHIトライトンで見つけた新しい相棒関係PR
  5. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る