マツダ、新世代モデル300万台突破…野間商品本部副本部長「モノ造り革新が寄与」

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マツダ新世代モデルのトップバッターとなった CX-5(写真は北米仕様)
マツダ新世代モデルのトップバッターとなった CX-5(写真は北米仕様) 全 3 枚 拡大写真

マツダは12月24日、SKYACTIV技術と魂動デザインによる新世代商品のグローバル生産累計が300万台を突破したと発表した。2011年11月に『CX-5』の生産を開始して以来、約4年での達成となった。

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新世代商品群は12年に発売のCX-5から15年に投入された『CX-3』および『ロードスター』に至る6モデル。いずれも走行・環境性能やデザインが好評を得ており、日本のほか、メキシコなど海外6か国でも生産やノックダウン組み立てを行っている。これらの商品群には、新モデルの一括企画や新しい設計思想である「コモンアーキテクチャー」など同社が「モノ造り革新」と呼ぶ開発・生産手法が適用されてきた。

商品本部の野間幸治副本部長は同日、都内で取材に応じ、早期の300万台突破について「開発・生産の効率化と、商品の魅力向上を同時に実現できるモノ造り革新が貢献した」と評価した。

野間氏は一括企画や新設計手法によって「新しい技術の反映が、すべての車種に迅速に展開できるようになった」と指摘。同時に、部品やコンポーネンツなどの一括企画によるコスト低減で「高価な車種の装備や技術も小型モデルに展開可能であり、新商品群の強みになっている」と語った。

《池原照雄》

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