VW不正受けディーゼル排ガスをサンプリング調査…CX-5 など8モデル対象に

自動車 社会 行政
2015年度にPEMSを使って排ガスを調査するディーゼル車
2015年度にPEMSを使って排ガスを調査するディーゼル車 全 8 枚 拡大写真

国土交通省は、車載式排出ガス測定システム(PEMS)を使って路上走行での排出ガスをサンプリング調査する対象車種8モデルを決定した。

フォルクスワーゲンの排出ガス不正事案を受け、国交省と環境省は、国内で販売されているディーゼル乗用車について、同様の不正の有無を確認するため、車載式排出ガス測定システムを搭載した路上走行試験と台上試験を実施して、排出ガスを検証することを決めている。

今回、2015年度に排出ガスサンプリング調査を行う対象車種として、8モデルを選定した。調査するのはマツダ『CX-5』、『デミオ』、日産『エクストレイル』、三菱自動車『デリカD:5』、トヨタ『ランドクルーザープラド』、『ハイエース(貨物車)』、BMW『320d』、メルセデスベンツ『E350ブルーテック』。

選定では、自動車メーカーごとに販売実績の多いモデルを1車種以上選んだ。貨物車も特に販売台数の多いモデル1車種を選定した。

これらのモデルは、2015年度中に調査・検証し、結果を、「排出ガス不正事案を受けたディーゼル乗用車等検査方法見直し検討会」で評価する。

また、今回選定しなかったディーゼル乗用車は今後、海外で同様の調査結果などを踏まえ、必要に応じて2016年度以降、実施していく予定。

《レスポンス編集部》

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