【ハーレー ソフテイルスリムS 試乗】1.8Lエンジンはケタ違いの力強さ…青木タカオ

モーターサイクル 新型車
ハーレーダビッドソン ソフテイルスリムS
ハーレーダビッドソン ソフテイルスリムS 全 24 枚 拡大写真

トルク、鼓動感、従来のツインカム96B(1584cc)とは次元が違う。搭載されるエンジンが、排気量を217ccほど増したツインカム110B(1801cc)だからだ。

【画像全24枚】

これまでは受注生産モデル『CVO』にしか採用されてこなかった110キュービックインチのVツインが、ソフテイルスリムに積まれ、その上級バージョン『ソフテイルスリムS』として新たにデビューした。

2016年モデルでは、ソフテイルファミリー全機種でパワーユニットを1584→1689ccに排気量アップしたが、新たに設定したSシリーズ(ソフテイルスリムS、ファットボーイS)でのみ1801ccエンジンを搭載。アクセルを開けた途端、ケタ違いの力強さがわかり、低回転域から潤沢なトルクを発揮する。

街乗りでは2000rpmも回っていれば充分で、発進時以外はローやセカンドに入ることはまずない。高速道路でもエンジンを引っ張り上げるのは、よほどの加速をしたいときだけに限られ、高めのギヤを使ってVツインならではの鼓動感を味わいつつ走行車線を流せば、至福のクルージングである。

それを後押しするのが、上級仕様「Sシリーズ」ならではのクルーズコントロールの装備で、ハンドル左のスイッチボックス下にボタンが備わり、1回押せばメーター内のインジケーターが赤色に点灯し、スタンバイ。さらにボタンを下に引けばインジケーターが緑になり、クルコンがセットされる。

アクセルを開閉する右手の疲れが軽減されるのは言うまでもなく、ロングツーリングではその恩恵をより強く感じ、慣れてしまえばなくてはならない装備となる。

さらに油圧クラッチが採用されるほか、オリーブゴールドデニムの車体にはミリタリーテイストを感じる専用のグラフィックが与えられ、プレミアム感の強い1台となっている。

■5つ星評価
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★
コンフォート:★★★★
足着き:★★★★★
オススメ度:★★★★

青木タカオ|モーターサイクルジャーナリスト
バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。国内外のモーターサイクルカルチャーに精通しており、取材経験はアメリカやヨーロッパはもちろん、アフリカや東南アジアにまで及ぶ。自らのMXレース活動や豊富な海外ツーリングで得たノウハウをもとに、独自の視点でオートバイを解説している。現在多くのバイク専門誌、一般誌、WEB媒体で活動中。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

+ 続きを読む

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 純正の配線につなぐだけ、三菱『デリカミニ』日産『ルークス』用「アイドリングストップキャンセラー」発売
  2. 民事再生中のEVモーターズ・ジャパン、EVバス事業をイクヨに譲渡
  3. 「マツダさん、みんな待ってるよ」次世代ロータリースポーツの登場にファン期待、SNSでは議論飛び交う
  4. 大矢アキオが語るフィアット『パンダ』46年 東京・渋谷で10月3日トークイベント
  5. 見えない死角を一掃! 駐車も後席確認もラクになる「サポートミラー」[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  4. 機械式駐車場の最適化コンサル、マンション管理組合向けに新サービス開始…さくら事務所
  5. 大和ハウスベンチャーズ、自動運転幹線輸送のT2に出資…レベル4実現へ
ランキングをもっと見る