メルセデス Sクラスクーペ 新型、欧州で「S400」…3.0 V6ツインターボは367馬力

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メルセデスSクラスクーペのS400 4MATIC
メルセデスSクラスクーペのS400 4MATIC 全 4 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツは12月9日、欧州仕様の新型『Sクラスクーペ』に「S400 4MATIC」グレードを設定すると発表した。

画像:メルセデスSクラスクーペのS400 4MATIC

同車は、新型Sクラスクーペの入門グレードとして用意されるもの。新型Sクラスクーペは従来、V型8気筒およびV型12気筒のガソリンエンジンを搭載していた。S400 4MATICでは、新型にとって初のV型6気筒エンジン車となる。

注目のエンジンは、『SLクラス』などに順次導入している直噴V6ガソリンユニット。排気量は3リットル(2996cc)。2個のターボチャージャーで過給することで、パワーを引き出す。

このエンジンのスペックは、最大出力367hp/5500-6000rpm、最大トルク51kgm/1800-4500rpm。ダウンサイズエンジンでありながら、豊かなパワーとトルクを獲得する。

トランスミッションは、7速の7Gトロニックプラス。動力性能は、0-100km/h加速5.6秒、最高速250km/h(リミッター作動)の実力。欧州複合モード燃費は12km/リットル、CO2排出量は193g/kmと公表されている。

《森脇稔》

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