エア・カナダは12月30日、上海発トロント行きのAC088便が乱気流の影響により、カナダ西部のカルガリーに緊急着陸したと発表した。
エア・カナダのボーイング777-300ERは30日15時23分(日本時間31日7時23分)、カルガリーに緊急着陸。AC088便には乗客332人と乗員19人が乗っていたが、乗客21人は飛行中の乱気流で負傷し、現地の病院に運ばれた。
今回の事故を受けて、エア・カナダのクラウス・ゴーッシュ副社長兼チーフ・オペレーティング・オフィサーは「我々は負傷したお客様、そして大変不安な思いをしたお客様に主眼を置いています。安全は常に最重要事項で、お客様と乗員の安全に関わる事故は規模を問わず最も懸念するところです」と述べた。