【タイ料理】トムヤムクンよりバンコク着いたらまずはタイスキ!

エンターテインメント 話題
タイスキ
タイスキ 全 1 枚 拡大写真

タイ料理はたくさんあるが、なかでもタイ人が家族や友達、恋人とよく行く王道のレストランはタイスキである。

「ええッ! 暑いのに鍋?」と不思議に思うかもしれないが、タイの室内は冷房が効いているためやや寒い。そのため、レストランによってはむしろ「あったかい鍋が食べたい!」という気持ちになることも珍しくはない。

タイスキは、ダシの効いたスープに野菜や肉、魚介類、つみれや麺など入れて食べる料理。様々な具材を入れて食べるあたりは日本の鍋と同じようだが、具材につけて食べるナムチムと呼ばれる付けダレが、ピリッと辛く、日本の鍋とは少し異なっている。

ナムチムは店ごとに違うものが用意されており、ナムチムにニンニクをたっぷり入れ、マナオを絞っていただくのがタイ風だ。

タイスキ店で有名なのはMKレストランや、COCAレストラン。週末になるとタイ人の家族連れで店内は満席になる。今回は人気の2店舗ではなく、さらに古くから営業をしている創業48年のタイスキ店を訪ねてみた。

場所はペッブリー通りにある、ホテル「AVANI ATRIUM BANGKOK(アバニ アトリウム バンコク)」の通りを挟んで真向かいにある「ルアンペット」というお店。

広い店内は平日の夜にも関わらず、ほぼ満席。ピンクのシャツにフリルの付いた前掛け姿の店員はどこか昭和を感じさせ、いかにも老舗店といった雰囲気。客層は高めで家族連れや30代、40代のグループが主となっている。

タイスキのスープは透明でダシの効いたナムサイのみ。そこに自分達でお好みの具材をどんどん入れていく。たくさんある具材の中でもオススメはギョウプラー。魚の身が詰まったワンタンのようなもので、味のしみた皮は美味しく、魚の身も弾力があり、いくつでも食べらる。さらに酸味が効いたナムチムがほどよくピリ辛で、食欲をそそる。食後にはココナッツアイスクリームを注文、これもまた自家製で、甘さがほどよく、口直しにはぴったりだ。

タイで何を食べようか、迷ったらまずはタイスキがオススメ。味はもちろん辛いタイ料理を食べる前に、程よく胃を慣らすにも最適だ。タイスキの〆には麺やご飯を鍋に入れ、たっぷりと具材のダシが効いたスープを楽しむのもお忘れなく。

《タビル編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る