5歳から84歳まで、過去最多の受検者…第3回「くるまマイスター検定」を振り返る

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第3回「くるまマイスター検定」が2015年11月29日に開催。女性の受験者も多数。今回は1級合格者も14名誕生した
第3回「くるまマイスター検定」が2015年11月29日に開催。女性の受験者も多数。今回は1級合格者も14名誕生した 全 10 枚 拡大写真

一般社団法人日本マイスター検定協会は、2015年11月29日に第3回「くるまマイスター検定」を実施、同12月下旬に結果を発表した。

同検定は、日本の重要な基幹産業である「くるま産業」を、さらに育て、もっと幅広い人たちに「くるま」への興味と理解を促すことを念頭に実施され、今回で3回目を迎えた。また、今後の自動車業界を背負って立つ若い人材を輩出すべく、中学生以下を対象とした「ジュニア」クラスも開催。ジュニアクラスでは、受検者全員を「ジュニアくるまマイスター」とし、獲得点数によって、A級・B級・C級が認定される。

第3回目となった今回は、東京、名古屋、大阪、仙台、福岡、八戸の全国計6か所の受験会場で開催。中でも名古屋会場は初開催となる「トヨタ博物館」を使用し、試験前後に博物館を見学する受験者やその家族の姿が多数見られた。

受験者数は、下は5歳から上は84歳までの1303人が受験、過去最高を記録した。前回合格者が誕生しなかった最難関1級も、今回は全国で14名が合格。

また、東京会場では検定試験終了後、第1回より応援団長を勤めるテリー伊藤氏、同応援団まるも亜希子氏を中心としたトークショーを開催。会場を埋めた約200名の受検者を大いに楽しませた。試験問題の公開答え合わせや、「TOYOTA GAZOO Racing」賞の発表など、受検者参加型のテーマに会場は大いに賑わった。

「くるまマイスター検定」は、今後も自動車文化の醸成に貢献することを目指し、生活に役立つくるまの 知識が楽しく学べる検定を定期的に実施していく、と発表。すでに今年2016年11月、第4回の実施も決定している。

自動車を敬遠する層も少なくない現在。様々な要因があるにせよ、中立に自動車利用への理解が進み、これからも基幹産業である自動車産業のさらなる振興に寄与することを期待したい。

《中込健太郎》

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