トヨタ豊田社長「つながるという機能はとても大切」

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トヨタ自動車 豊田章男 社長
トヨタ自動車 豊田章男 社長 全 4 枚 拡大写真

トヨタ自動車の豊田章男社長は1月5日、都内で開かれた自動車工業団体賀詞交歓会で報道陣の囲み取材に応じ、クルマのつながる化技術に関して「クルマが変革、かつ100年先も(クルマに)愛が付くものにしていくためには大変大切」との考えを示した。

クルマのつながる化を巡ってトヨタは1月4日、米国で2017年以降のモデル切り替えから車載通信機の搭載率を高めるなど、取り組みを加速する方針を打ち出している。

豊田社長は「『走る、曲がる、止まる、つながる』というのは、我々が今言い出した話ではなくて、かれこれ20年くらい前からいっている。20年前がどういう時代だったかというと、クルマのローンよりも携帯電話の方に若者が動き出した。その時に携帯電話を買ったらクルマが付いてきたといったようにクルマが変革したらどうなるのかを考え出したのが20年前で、それが『T-Connect』など現実を帯びた形で動いている」と解説。

その一方で「まだまだ『つながる』という意味では『走る、曲がる、止まる』に比べれば、開発途上」とも指摘し、「クルマが変革、かつ今後も、100年先も(クルマに)愛が付くものにしていくためには、やはりつながるという機能は大変大切と思う」と述べた。

さらに「つながる技術が交通事故死ゼロというものにつながっていくことが目的になるべきと思っている」とも話していた。

《小松哲也》

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