【デトロイトモーターショー16】ビュイックの新型 SUV、エンビジョン を米国初公開…中国から輸入へ
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エンビジョンは、ビュイックブランドの新型SUV。2011年の上海モーターショー11に出品されたコンセプトカーの市販版で、2014年8月、GMと上海汽車の中国合弁、上海GMが、成都モーターショー14で初公開した。生産は、中国で行われている。
エンビジョンのボディサイズは、全長4667×全幅1839×全高1696mm、ホイールベース2750mm。ダイナミックで、たくましいデザインを追求。ビュイック車に共通する、流れる滝をモチーフにしたフロントグリルを装備。
室内はレザーやウッドなど、厳選された存在をふんだんに使用し、プレミアムブランドのビュイックにふさわしいインテリアを追求。セグメント初のANC(アクティブ・ノイズ・キャンセレーション)も採用し、優れた静粛性を実現する。
パワートレインには、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを設定。最大出力260ps、最大トルク36kgmを発生する。トランスミッションは新世代の6速。新開発の4WDシステムを組み合わせた。
ビュイックはデトロイトモーターショー16において、エンビジョンを米国初公開。2016年内に、米国市場での販売を開始する。GMが中国生産車を米国に輸入するのは、このビュイックエンビジョンが初めてとなる。
《森脇稔》