【新聞ウォッチ】北米カーオブザイヤーにホンダ、日本車8年ぶり受賞

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ホンダシビックが北米カーオブザイヤーを受賞。写真はホンダ八郷社長(デトロイトモーターショー16)
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2016年1月12日付

●上海株5.33%下落、4か月ぶり安値読売・2面)

●シャープ、支援要請方針、追加で1500億円規模、取引行に(朝日・1面)

●トヨタ労組「ベア3000円」春闘要求方針、前年の半額(朝日・4面)

●「VWの過ち謝りたい」ミュラーCEO発覚後初の訪米(朝日・4面)

●バスケット全日本総合選手権、アイシン三河振り切ってV(朝日・12面)

●北米自動車ショー開幕、「走り」「高級感」前面(毎日・7面)

●北米自動車ショー開幕、ホンダ受賞、カー・オブ・ザ・イヤー(産経・3面)

●新春直球球 機能統合新ステップへ,カルロカス・ゴーン日産自動車社長(産経・10面)

●ANA,ベトナム航空出資、130億円で8.8%秋にも共同運航(日経・1面)

●トヨタ社長戦略を語る、「今後100年エコカー時代」複数方式、世界に展開(日経・1面)

●蓄電池+太陽光で電力安く、テスラ率いるマスク氏挑む(日経・4面)

●中国産SUV北米投入、GM米車メーカーで初(日経・4面)

●トヨタ,部品出荷一部停止、愛知製鋼事故(日経・7面)

●新製品バトル コンパクト車(日経・29面)

ひとくちコメント

2016年最初のモーターショーの北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)が米ミシガン州デトロイトで開幕した。米国での新車販売が15年ぶりに過去最高を更新したが、きょうの各紙が今回のショーの見どころなどを取り上げている。

毎日は「『走り』『高級感』前面」をタイトルとして、「今年はFRBの利上げや中国など海外経済の減速という向かい風を受ける」と指摘。「自動車各社は新モデル導入で販売の維持を図る」と伝えた。

東京は「各メーカーとも自動車市場は引き続き強いと見込み、高級セダンやピックアップトラック、スポーツタイプ多目的車(SUV)など出展してアピール」。日経も「足元で確実な需要が見込める車を前面に打ち出すことで、成長する主要市場でのシェア拡大を狙う」などと報じている。

こうした中、日本車メーカーのうちで朗報もある。ショーの開幕を飾るイベントで、北米で発売された新型モデルの中で最も優れた車に贈られる2016年の「北米カー・オブ・ザ・イヤー」の乗用車部門で、ホンダの『シビック』が選ばれたという。

同賞は自動車ジャーナリストの投票で決まるが、日本車の受賞は2008年以来8年ぶりという。度重なるリコール問題などで、しばらく明るい話題が少ないホンダにとっては、幸先の良いスタートとなったようだ。

《福田俊之》

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