NXPセミコンダクターズ、切手サイズの世界最小レーダーを開発…ADASの普及加速

自動車 ビジネス 企業動向
シングルチップ77GHzレーダー・トランシーバー
シングルチップ77GHzレーダー・トランシーバー 全 1 枚 拡大写真

NXPセミコンダクターズは、ADAS(先進安全システム)の普及を加速するため、分解能が極めて高い世界最小シングルチップ77GHzレーダー・トランシーバーを発表た。

レーダーは、運転中の周囲の環境に関する正確なデータを提供し、ドライバーや歩行者などの安全性を向上するADASのコア技術。RFCMOS ICの実用レベルのプロトタイプは、主要な顧客に提供、Googleのエンジニアによる自動運転車プロジェクトの実地試験にも採用されている。

今回開発したチップは、車両のどこにでも「人目に触れない」形で組み込むことができる、切手大サイズの新世代レーダー・センサ・アセンブリの実現を可能にする。車載センサの搭載数が着実に増える中、自動車メーカーの小型化ニーズに対応する。

消費電力は、従来のレーダーICに比べ40%低減。搭載を見込む主な安全機能用途としては、エマージェンシー・ブレーキ、アダプティブ・クルーズ・コントロール、ブラインド・スポット・モニター、クロス・トラフィック・アラート、自動パーキングなど。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  4. V8エンジン搭載のレクサスセダン『IS500』がクライマックス! 950万円の特別仕様を発売
  5. 晴れた日の洗車が愛車を傷つける! “夏洗車”の落とし穴と対策~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る