日本電業工作など、ワイヤレス車番認識システムを開発…車両入退管理を高精度に

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ワイヤレス車番認識システムのイメージ
ワイヤレス車番認識システムのイメージ 全 6 枚 拡大写真
日本電業工作とアイテックは1月13日、車番認識をロケーションフリーで簡単に実現する「ワイヤレス車番認識システム」を開発したと発表した。

セキュリティ向上を目的に、車両の入退管理を実施する場合、従来は、電源や制御のための配線工事が必要となり、多くの工期とコストがかっていた。特に既存施設に後から導入する場合、工期中の動線確保や事業活動への配慮など、調整にも手間がかかることが課題となっていた。

今回開発した新システムは、高画質映像を無線伝送する「ワイヤレス照明灯」と車両解析アプリケーション「ParkingEyes」で構成。ワイヤレス照明灯は街路灯のようなスマートな外観で、カメラと無線機を搭載。あわせて5.4Wという超低消費電力とすることで、太陽光による自立電源駆動を実現した。

設置したワイヤレス照明灯で車番を撮影し、映像を無線伝送。車両解析アプリケーション「ParkingEyes」をインストールしたPCで車番を認識し、車両のテキスト情報や撮影画像の蓄積、車両情報の検索や、登録外車両など設定条件にマッチする車両の検知や発報などを行うことができる。

《纐纈敏也@DAYS》

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