2016年カーオーディオ・シーンへの期待 その1「今もっともほしい製品」

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アンティフォン 松居邦彦の『カーオーディオ そこんとこ、実際ど~なのよ?』 No.86 「2016年のカーオーディオ・シーンに期待したいこと」その1
アンティフォン 松居邦彦の『カーオーディオ そこんとこ、実際ど~なのよ?』 No.86 「2016年のカーオーディオ・シーンに期待したいこと」その1 全 1 枚 拡大写真

年明け第1回目となる今回からは、「2016年のカーオーディオ・シーンに期待したいこと」と題し、「こんな製品があれば」「こんな流れになれば」等々を綴っていただく。当回はまず、松居さんが今もっとも欲している製品とはどのようなものなのか、について教えていただいた。

2016年が始まった。2016年も、カーオーディオが進化する年になってほしいと思っている。

さて、年が変わったこのタイミングで、新たなテーマで話を進めていこうと思う。今回から数回にわたり、今年の、そして今後のカーオーディオ・シーンに期待したいことを綴ってみたい。まずは、「今もっともほしい製品」について、思うところをあれこれと…。

今年もっとも登場を期待したい製品は、新たな“プレーヤー”である。ハイレゾなフォーマットに対応していて、操作性の優れたメディアプレーヤーの登場を待ちわびている。

昨年発売されたダイヤトーンサウンドナビ・NR-MZ100PREMIは、間違いなく優れたメディアプレーヤーである。しかし私の理想を100%満たしているかと言うと、そうではないのだ。残念ながら、90%…。ここからあと10%、さらに進化した製品がほしいのだ。

足りない10%とは、「ミュージックサーバ機能」である。HDDもしくはSSDを搭載し、それにより膨大な楽曲データを収めることを可能としてほしいのだ。しかも保存された楽曲データは、サーバ内で音楽のジャンルや年代、アーティストや作曲家別に自動で仕分けられてほしい。そして、聴きたい楽曲は音声でも呼び出せる。好きな楽曲には「お気に入り指定」ができ、プレイリストも作れる。

シャッフル・モードで聴いているときには、運転している時間帯や、その時の天気なども勘案された上で曲が選ばれていったり、良く聴く曲を覚えていてくれて、そのアーティストが参加している他の楽曲等を含めたプレイリストを自動で作ったりもしてくれる。

ハイレゾではない音源は、ハイビットな浮動小数点で演算をやり直し、ビット拡張を行って微小信号を復元する。不可逆圧縮音源は、圧縮によって失われがちな高音域を補完することで、ハイレゾはもちろん、そうでない音源も、自然な形で復元する。

画面にはアルバムのピクチャーが表示され、タブレットと同じ感覚でスクロールできて、直感的にアルバムを選んだりできる。クロスオーバーは3Way+サブウーファーまでに対応し、192Khz/24bitプロセッサーに進化。内蔵アンプを併用する場合は、High/Midにアサインする。

従来よりフレームが細くなり画面も大型化され、視認性がさらに向上。ダイレクトスイッチは、純正ハンドルのスイッチに任意で割り振れるようになっていて、本体には装備されない。その分、さらに画面の面積が増やされる。

実は年初に、上記のようなサウンドナビを、デモカー・アクアで使っている夢を見た。

さらにダイヤトーンには、昨年10月に生産終了が発表された、DS-SA1に変わるモデルをリリースしてほしい、とも思っている。

もう1台のデモカー・Audiでは、昨年長期連載をしてお伝えしたとおり、ソニーのNW-ZX2(ハイレゾウォークマン)をソースユニットに使用して、ヘリックス・DSP-PROでそれをコントロールし、ハイレゾの世界を楽しんでいる。

スピーカーシステムは、ダイヤトーン・DS-SA1+スーパートゥイーター、これにキッカーのサブウーファー、ソロバリックを組み合わせて構成している。

ダイヤトーンの、振動板に“NCV”を採用しているモデルは、とても未来的なモデルであり、DS-G50からDS-G500へとまっすぐに進化した。これとは別に、伝統を積み重ねたモデルの再登場を期待してならない。DS-SA1を彷彿とさせ、DS-G500以上にダイナミックな、そんなスピーカーを、Audiで楽しみたいと思っている。

そんなわくわくする商品が、次々に登場する年になってほしいと、切に願っている。

アンティフォン 松居邦彦の『カーオーディオ そこんとこ、実際ど~なのよ?』 No.86 「2016年のカーオーディオ・シーンに期待したいこと」その1

《松居邦彦》

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