マツダの欧州法人、マツダモーターヨーロッパは1月15日、2015年の欧州市場における新車販売の結果を公表した。総販売台数は21万1000台。前年比は21%増と、3年連続で20%台の伸び率を達成した。
前年比21%の伸び率は、欧州市場全体平均の9.2%を上回るもの。これにより、2015年のマツダの市場シェアは、1.5%に拡大している。
五大主要国では、スペインが前年比54%増で最大の伸びを記録。以下、伸び率の高い順に、フランスが39%増、イタリアが36%増、英国が20%増、ドイツが11%増。また、五大主要国以外では、オランダが前年比52%増、スロベニアが47%増、トルコが35%増、ポルトガルが34%増、スイスとベルギーが32%増と伸びた。
車種別の実績では、『マツダ2』(日本名:『デミオ』)が、前年比45%増の3万6000台以上。2015年夏に投入された『CX-3』も、2万5000台以上と好調。『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)も、前年比5%増と堅調だった。
マツダモーターヨーロッパの営業担当、Martijn ten Brink副社長は、「2015年の厳しい状況の中、これはまさに素晴らしい結果」とコメントしている。