スズキ、新トランスミッションの開発で機械振興協会会長賞を受賞

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スズキ オートギヤシフト(AGS)
スズキ オートギヤシフト(AGS) 全 1 枚 拡大写真

スズキは1月18日、「ドライバビリティと使い勝手を向上させたAMTの開発」が、第13回新機械振興賞「機械振興協会会長賞」を受賞したと発表した。

新機械振興賞は、機械工業に関わる優秀な研究開発とその実用化によって機械工業技術の進歩・発展に著しく貢献したと認められる企業や大学、研究機関および研究開発担当者に与えられる賞で、スズキは今回初受賞となる。

今回の受賞対象となったAMTは、マニュアルトランスミッション(MT)とオートマチックトランスミッション(AT)の利点を両立した新トランスミッション。スズキは「オートギヤシフト(AGS)」の名称で開発、既存の安価な5速MTにクラッチおよびシフト操作を自動で行う電動油圧式アクチュエーターを搭載し、容易な運転と低燃費走行を実現した。またシステムの制御を見直し、変速時のシフトフィーリングを向上させてダイレクトなドライブ感で運転する楽しさを提供。さらにパーキング機構、クリープ機構を追加して使い勝手を向上させた。

ASGは、海外モデルの『セレリオ』をはじめ、軽乗用車『アルト』、軽商用車『エブリイ』、軽トラック『キャリイ』などに搭載している。

《纐纈敏也@DAYS》

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