【東京オートサロン16】中国人に超人気!? リムジン仕様のランクル、価格は2000万円

自動車 ニューモデル モーターショー
「FLEX Limousine Ver.LAND CRUISER×HIROMI」。会場はFLEX本体の会場とは別に準備された
「FLEX Limousine Ver.LAND CRUISER×HIROMI」。会場はFLEX本体の会場とは別に準備された 全 12 枚 拡大写真

カスタムカーの販売を手掛けるFLEXが『ランドクルーザー200』をリムジン仕様のカスタムカーに仕上げた『FLEX カスタム リムジン』を出展。会場にはその豪華さに惹かれた中国人観光客も数多く来場し、さながらオートサロン会場での新たな記念写真スポットともなっていた。

この車両はFLEXが長いこと培って来たカスタム化する技術を駆使して実現できたもので、最近キャンピングカーやカスタムカー関連で関わることが増えたタレントのヒロミさんがプロデュース。ランドクルーザーの4WD車としてのメリットを活かしながらリムジンらしい超豪華な仕様に仕立てたものだという。

ストレッチした長さは600mm。リムジンという割には控えめのストレッチだが、これは4WD車としての理想的な駆動力を発揮する限界がこの延長であることを突き止めたからなのだという。リムジンでもあっても4WD車としての走破性はそのまま確保されているというわけだ。

外装は前後左右にFLEXオリジナルのボディキットを纏い、ヘッドライトはインナーをブラックアウト化して精悍さをアップ。ヘッドライトやフォグランプ、カーテシーランプ、ルームランプにはPIAA製LEDランプを組み合わせた。さらにFLEX×JAOSのコラボによるエキゾーストシステムやショックアブソーバーを採用し、ホイールはクリムソンの22インチアロイホイールを組み合わせる。

内装もリムジンらしい仕上がりだ。シートからドアトリム、ルーフに至るまですべてを羊革に貼り替え。バックスキンを巧み使うことで豪華さを見事なまでに演出できている。もっとも注目すべきは搭載したAVシステムだ。ヘッドユニットからアンプサブウーファーに至るまですべてカロッツェリアで統一し、中央にはソニー製32インチ液晶TVを設置。これは電動で必要に応じて上下できる。後席から運転手とのコミュニケーションを取る時もバッチリ対応できる仕様となっているわけだ。

気になる価格は、車両代とシステム、加工料まで含めて参考価格2000万円ほど。中国仕様車を一旦日本に持ち込み、加工後に再び中国まで送り返す手法を採るのだという。この手のタイプは中国からの引き合いも多いと見られ、その証拠に会場には中国の観光客と思われる人たちがひっきりなしに訪れる。大半は車内に座って満足げに自撮りするばかりだが、少なくともこうした車両への関心が高いことだけは確かなようだ。

《会田肇》

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