近鉄、駅でのカード利用可能範囲を拡大…中国銀聯にも対応

鉄道 企業動向
銀聯カードに対応する大阪上本町駅の営業所(左)と、銀聯カードで購入できる商品の例(右)。1月21日から対応する。
銀聯カードに対応する大阪上本町駅の営業所(左)と、銀聯カードで購入できる商品の例(右)。1月21日から対応する。 全 2 枚 拡大写真
近畿日本鉄道(近鉄)は1月19日、訪日外国人などの利用者の利便性向上を図るため、駅におけるクレジットカードやICカードの利用可能範囲を拡充すると発表した。

まず1月21日から、中国のカードブランド「銀聯」に対応。大阪難波駅や近鉄名古屋駅など12駅の営業所で、特急券や普通乗車券を含む旅行商品の購入時に銀聯カードを利用できるようにする。近鉄は「今後も増加が見込まれる中国からの観光のお客さまに、より手軽に快適にご旅行頂きたい」としている。

駅の自動券売機は2月1日から3月20日にかけて順次、全国相互利用サービスに対応した交通系ICカードで普通乗車券などを購入できるようにする。ただし、PiTaPaはプリペイドでの利用に対応し、ポストペイでは購入できない。

3月16日からは、駅の窓口でクレジットカードが使えるように。特急券や「まわりゃんせ」などの企画乗車券を、VISA・MasterCard・JCB各ブランドのカードで購入できるようにする。定期券・特急券自動発売機と特急券自動発売機では取り扱わない。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る