光岡 リューギ ワゴン 開発責任者「リアビューは、かなり苦労した」

自動車 ニューモデル 新型車
光岡 リューギ ワゴン
光岡 リューギ ワゴン 全 8 枚 拡大写真
光岡自動車は新型ステーションワゴン『リューギ ワゴン』を1月22日から販売を開始すると発表した。トヨタ自動車の『カローラ フィールダー』をベースにした新型車で、価格は249万9120~339万8760円。

開発責任者を務める青木孝憲開発課課長は「ワゴンになったことで『リューギ セダン』よりも伸びやかなサイドビューを実現した」としながらも、「リア周りのデザインはセダンタイプではないので、なかなかまとめにくいというのが正直あった」と振り返る。

というのも「最近の自動車のデザインにおいてリアコンビネーションランプは機械的で、けっこうきつめのものが多い。リアが急にイマ風になるとリューギのフロントマスクに合わなくなってくる」からだ。

このため「いろいろ迷った」末に、「結局はセダンと同じリアコンビに落ち着いた。かなり苦労した」と明かす。

また「寸法も今回はけっこう気にした。セダンと同じ全長4510mmに納めた」という。その理由は「セダンのユーザーが乗り換えることもできるようにしたかった」からだ。

ベース車両のパワートレインは1.5リットルおよび1.8リットルのガソリンエンジンとハイブリッドの3タイプあるが、リューギ ワゴンは1.5リットルガソリンエンジンとハイブリッドの2本立てのみとなっている。

青木氏は「うちのユーザー層を考えても、また長年の経験からして1.5リットルがあって、その上にハイブリッドがあると、1.8リットルはいるのかなというのが正直なところ。我々のユーザー層としては1.5リットルかハイブリッドだと思う。自動車屋の感覚として1.8リットルを求める人はなかなかないだろうと判断した」と話していた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る