三菱の米国販売、23%増の9.5万台…2008年以降で過去最高  2015年

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三菱 アウトランダー スポーツ(RVR)の2016年型(ロサンゼルスモーターショー15)
三菱 アウトランダー スポーツ(RVR)の2016年型(ロサンゼルスモーターショー15) 全 3 枚 拡大写真

三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカは1月上旬、2015年12月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、7887台。前年同月比は20.5%増と、22か月連続で前年実績を上回った。

7887台の内訳は、乗用車が前年同月比3.7%減の2595台と、3か月連続で減少。SUVなどのライトトラック系は、前年同月比37.4%増の5292台と、18か月連続の前年実績超え。

SUVでは、2010年10月に米国市場で発売した『アウトランダースポーツ』(日本名:『RVR』)が好調。12月としては、過去最高の3356台を売り上げた。前年同月比は21.8%増と、9か月連続で増加。アウトランダースポーツは2012年7月から、米国イリノイ工場での現地生産に切り替え、需要増に対応してきたが、三菱は米国生産からの撤退を決めている。

また、『アウトランダー』は12月、改良新型モデルが1936台を販売。前年同月比は76.6%増と、10か月連続の前年超え。2013年9月に米国市場に投入した『ミラージュ』は、前年同月比11.2%増の1262台と、3か月ぶりに増加した。

2014年の三菱自動車の米国新車販売台数は、前年比24.8%増の7万7643台。2015年実績は、前年比22.8%増の9万5342台と、2008年以降では過去最高だった。三菱モータースノースアメリカのドン・スウェアリジェン上級副社長は、「2015年は三菱にとって、記念すべき1年。毎月、販売台数が前年実績を上回り、ディーラーネットワークも強固になった」と述べている。

《森脇稔》

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