【新聞ウォッチ】道路標識もグローバル化? 一時停止「止まれ」から「STOP」検討

モータースポーツ/エンタメ 出版物
STOP標識
STOP標識 全 1 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2016年1月21日付

●革新機構、東芝の白物家電買収へ、シャープと統合検討(読売・1面)

●株今年最大632円安、NYも一時420ドル超下げ(読売・1面)

●ガソリン6年8カ月ぶり安値(読売・11面)

●「止まれ」変わるかも、警察庁が検討、外国人に配慮(朝日・1面)

●「またか」大田で観光バス事後(産経・1面)

●スキーバス転落S字カーブ速度増す、国交省事故直前の映像公開(産経・26面)

●ホンダジェット膨らむ夢、燃費向上、生産倍増へ(東京・7面)

●ホンダ、覚悟の0勝、4度目のF1参戦「継続」も使命に(日経・2面)

●中国の車部品王、エコカーで勝負,万向集団(日経・11面)

●ダイハツから小型ワゴン、トヨタ「軽」人気に対応(日経・14面)

●ニュース一言、ヤナセ井出社長(日経・15面)

ひとくちコメント

東京株式市場は今年最大の632円安と値を下げ、原油も1バレル=26ドル台、それに為替相場も円が急騰して一時1ドル=115円台に突入した。年明けから加速している不安定な金融市場がなかなかストップする気配がない。

その「ストップ」といえば、1963年から採用されている一時停止を示す道路標識について、警察庁が外国人にもわかりやすい表示の変更を検討しているそうだ。

きょうの朝日などが報じているが、海外からの旅行者の増加が見込まれる2020年の東京五輪・パラリンピックに向け、結論を出す考えだという。

目下、日本の国内では逆三角形の「止まれ」に対し、欧米などでは八角形の「STOP」が多い。道路標識のグローバル化には至っていない状況で、外国人旅行者には「わかりづらい」との声も上がっている。

ただ、一時停止の標識は全国で約170万か所あり、全てを八角形に取り換えると費用は約255億円もかかるため、コスト面を配慮して現在の標識に「STOP」と併記する案が浮上しているそうだ。

「一時停止」などの道路標識の変更もいいが、銀座や新宿の道路でよく見かける幅いっぱいに広って歩く外国人観光客のマナーにも注視する必要があるだろう。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る