日産の米国販売、7.1%増の148万台以上…新記録 2015年

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日産 マキシマ 新型
日産 マキシマ 新型 全 8 枚 拡大写真

日産自動車の米国法人、北米日産は1月5日、2015年12月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、12月の新記録となる13万9300台。前年同月比は18.7%増と、4か月連続で前年実績を上回った。

日産ブランドは12月の新記録の12万4207台で、前年同月比は17.9%増と、4か月連続で増加。乗用車系では、主力車種の『アルティマ』(日本名:新型『ティアナ』)が、2万9462台。前年同月比は8.9%減と、3か月連続のマイナスとなった。『セントラ』は1万9760台を販売。前年同月比は29.4%増と、4か月連続で増加した。『ヴァーサ』は1万1058台で、前年同月比は21.1%増と、5か月連続で増加。2015年6月に新型を投入した『マキシマ』は、50%増の4771台と、3か月連続のプラス。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、2013年12月にモデルチェンジした小型SUVの『ローグ』(新型『エクストレイル』の兄弟車)が、12月の新記録の2万6479台を販売。前年同月比は78%増と、17か月連続で増加した。小型ピックアップトラックの『フロンティア』は、6.1%減の5693台と減少傾向。新型を投入した『ムラーノ』は、62.2%増の7083台と好調。

インフィニティブランドは、前年同月比25.7%増の1万5093台と、11か月連続で増加。主力の『Q50』(日本名:新型日産『スカイライン』)は、4678台を売り上げ、前年同月比は21.3%増と、2か月ぶりのプラス。SUVの『QX60』は、前年同月比48.1%増の4987台と、9か月連続で増加した。

日産自動車の2014年米国新車販売は、138万6895台。前年比は11.1%増と、2桁の伸び率を達成した。2015年は、前年比7.1%増の148万4918台と、新記録を打ち立てている。

《森脇稔》

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