スズキ鈴木社長、「環境・安全技術は自社でまず咀しゃくする」
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今後の主要な技術開発課題について、他社との提携方針を質されて答えた。鈴木社長は技術開発について「振り返ってみれば、かつてはこんな技術は必要かなと思っていたものが普及しているということもある」とし、できるだけ対象範囲は広げるべきとの意向を表明した。
また、技術を咀しゃくしておかないと「部品メーカーや自動車メーカーさんとの連携もできにくい」と指摘。そのうえで「単独ではできない場合には、連携も進めていけばよい」と述べ、自前開発に固執しない考えも示した。自動運転技術については「一気に完全な自動運転にはならないので、まずは安全運転支援システムを充実させるのが当社の課題と考えている」と語った。
《池原照雄》