ANA、成田=プノンペン線に就航など国際線を拡充

航空 企業動向
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全日本空輸(ANA)は、9月から成田=プノンペン線を就航するなど、2016年度のグループ航空輸送事業計画を発表した。

事業計画では、2016年サマーダイヤで成田を拠点とした国際線ネットワークの拡充を進め、国際ハブ空港としての機能強化を推進する。4月28日に成田=武漢線を新規開設するのに加え、経済成長著しいASEANへの新規路線として9月1日に成田=プノンペン線を開設する。ANAとしてはASEAN8カ国目への就航となる。路線は、日本とカンボジアを結ぶ唯一の定期直行便となる。

2016年度上期から新たに中距離国際線仕様のボーイング787-9型機を受領し、アジア路線を中心に投入する。

また、現在、全ての欧州6路線と米国本土9路線で提供しているビジネスクラスのフルフラットシートについて、アジア路線にも展開する。新たにアジア2路線3便で、フルフラットシートとプレミアムエコノミーサービスの提供を開始する。

国内線では、競争環境の変化を踏まえて一部の羽田発着路線を見直す。羽田=宮古線を新規開設するほか、岩国空港の発着枠拡大を受けて羽田線増便と沖縄線を新規開設する。

関西=函館は運休するほか、北陸新幹線の延伸で北陸方面と羽田を結ぶ路線の旅客人数が減少しているため、羽田=富山、羽田=小松をそれぞれ1日6往復から4往復に減便する。

貨物専用便では、2015年度のバンコク・ジャカルタ線の運航開始に引き続き、成長著しいアジア域内の貨物需要を取り込むため、シンガポール・香港線の運航を開始する。シンガポール・成田線、成田・香港線は減便する。

2015年度内にフレーター(貨物専用機)12機体制を構築した上で、貨物需要が堅調な中国・アジア路線の貨物ネットワークを拡充する。

《レスポンス編集部》

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