【カーライフよろず知恵袋】「ワイドFM」の楽しみ方 その4…対応カーナビについて

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
三菱電機・ダイヤトーンサウンドナビ NR-MZ100
三菱電機・ダイヤトーンサウンドナビ NR-MZ100 全 1 枚 拡大写真

カーライフに関する情報をマルチにお届けしている当コーナー。今月は「ワイドFM」についての諸々をご紹介している。先週までは、これのそもそもの目的や、楽しさのポイントなどについて解説してきた。今週からはいよいよ、「どうすれば聴けるのか」をお伝えしていく。

「ワイドFM」を聴くためには、対応しているナビかオーディオが必要だ。しかし2014年以前のモデルでは、対応しているケースはまれだろう。90.1MHzから95MHzまでの周波数帯を使って「ワイドFM」が放送されるのだが、その周波数帯は、かつてのテレビ(地上波アナログ放送)が使用していた周波数帯だ。であるので、FMラジオ放送といえば90MHzまでだったわけで、これまでの通常のFMチューナーは、90MHzまでしか受信できない作りになっていたのだ。

ただし一部、90.1MHz以上を受信できるFMラジオもかつては存在していた。テレビの1chから3chあたりまでを聴ける機種があったのだ。なので、愛車のナビやオーディオも、一応確認してみる価値はある。90MHz以上を受信できたらしめたものだ。お住まいの地域で「ワイドFM」を放送しているAM放送局があれば、ぜひぜひ「ワイドFM」体験をしていただきたい。

もし愛車のナビやオーディオが、90MHzまでしか聴けないタイプだったなら。対応機種に買い換えるしかない。とはいえ、「ワイドFM」のためだけにAV一体型ナビを買い換えるというのはあまり現実的ではない…。

しかし、そろそろ買い換えようかと迷っていたのなら話は別だ。この機会に、「ワイドFM」も楽しめる現行モデルへの買い換えを決断するというのはいかがだろうか。

以下に、現行モデルで「ワイドFM」に対応している主な機種を、ざっとご紹介しておく。

●三菱電機・ダイヤトーンサウンドナビ NR-MZ100シリーズ
●ケンウッド・彩速ナビシリーズ(現行モデル)
●イクリプス・SZシリーズ、Zシリーズ(現行モデル)
●クラリオン・MAXシリーズ(現行モデル)、NXシリーズ(NX715、NX615、NX615W)

さて、次週はオーディオメインユニットにおいての「ワイドFM」の対応状況をお伝えする。非AV一体型ナビユーザーは、要チェック。

【カーライフよろず知恵袋】FMでAM放送!? 「ワイドFM」の楽しみ方 教えます! その3 「対応カーナビについて」

《太田祥三》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ミゼットX』に大阪バージョンが登場!“ソロキャン”向けの単座仕様に…Japan Mobility Show KANSAI 2025
  2. 「間違いなく正解」新型トヨタ『RAV4』がSNSで話題沸騰! 注目グレードはやはり「GRスポーツ」
  3. トヨタがスーパーカー『GR GT』発表、4リットルV8ツインターボで650馬力以上…オールアルミ骨格採用
  4. 初代『NSX』が現代に甦る、ピニンファリーナデザインのスーパーカー「Tensei」発表…伊JAS
  5. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る