メルセデス・ベンツ日本、6月から平均2%値上げへ…研究開発コスト増を転嫁

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メルセデス・ベンツ日本 年頭記者懇談会
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メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は1月25日、都内で会見し、6月から希望小売価格を平均2%値上げする方針を明らかにした。

上野社長は「新技術、新素材の研究開発コストが車に跳ね返ってくるというのが実状」と値上げの背景を説明した。というのも「ヨーロッパなどは毎年、定期的に値上げを行っている中で、日本では一昨年前までずっとフラットな状態で、企業努力で頑張ってきたが、その枠を超えざるを得ない」からだ。

また上野社長は「当然のことながら値上げの影響はあると考えている」としながらも、「値上げに値するブランドバリューおよび商品バリューの提供や、(残価設定型ローンで月々の支払額を抑えた)月額訴求を行うことによって、(影響を)最小限にとどめたい」と述べた。具体的な価格改定に関しては「5月末に改めて発表する」としている。

《小松哲也》

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